明けましておめでとうございます。

2012年は、個人的に大きな変化の年となりました。
環境の変化に適応することができず、苦しい1年でしたが、
2013年は少し落ち着いた年にしたいものです。

昨年のプロレス観戦を振り返ってみます。
前半はそこそこの観戦ペースだったのですが、
後半になるとそれどころではなく、全てテレビ観戦。

PPV購入数もかなりありましたが、それは省きました。

■2012年 現地観戦興行
1月19日 SMASH「SMASH.25」
3月1日 DRAGON GATE「後楽園大会」
3月25日 ZERO1奉納プロレス「大和神州 力祭リ」
4月24日 ZERO1「Over The Rainbow」
5月4日 DDT「MAX BUMP2012」
5月16日 ZERO1「勢×勢×勢」
7月6日 DRAGON GATE「RAINBOW GATE〜開幕戦〜」
7月8日 ZERO1「大谷晋二郎デビュー20周年記念大会」
8月9日 WWE日本公演「WWE Presents スマックダウン・ワールドツアー2012」1日目
8月12日 新日本「G1 CLIMAX 22」優勝決定戦

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■2012年 ネットプロレス大賞へ投票
また、人気ブログ『プロレス専門BLOG:ブラックアイ2(http://beye2.com/)』さんの「ネットプロレス大賞2011(http://beye2.com/blogid_26.html)」に以下のように投票いたしました。コメント付きにて。


<MVP>
1位 オカダ・カズチカ(新日本)
2位 CIMA(ドラゲー)
3位 CMパンク(WWE)
※次点 中邑真輔、愛川ゆず季

さすがに、今年のオカダ・カズチカには文句はありません。間違いなく、プロレス界全体の“パイ”を伸ばしてくれました。2位はこちらも文句なしのCIMA。今年のドラゲーは本当に面白かった、その中心として評価。CMパンクは、手を変え品を変えした今年のWWEにあって、唯一「ブレない」存在で合ったのは見事。次点は中邑。オカダ・カズチカブームが1年持ったのは、「中邑オカダ組」「中邑×オカダ」あってこそ。本当は1位にしたいが中邑の意図に沿ってオカダへ。愛川ゆず季は女子プロレスMVP。

<最優秀試合>
1位 中邑真輔×オカダ・カズチカ(新日本、8.5大阪府立)
2位 三冠ヘビー級選手権 秋山準×船木誠勝(全日本、8.26大田区)
3位 KO-D無差別級選手権試合 飯伏幸太×ケニー・オメガ(DDT、8.18武道館)
※次点 土井成樹&吉野正人&リコシェ×望月成晃&ドン・ジイ&マグニチュード岸和田×ジミー・ススム&堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了×鷹木信悟&YAMATO&富永千浩(ドラゲー、7.6後楽園)

1位はMVPと同じ感想。今年、東京ドーム、新日全日合同興行などがあったが、最も注目を集めたカードですよね。なんでプロレス大賞系にエントリーしないのか。2位は衝撃の秒殺三冠戦。3位は個人的に悩みましたが飯伏×ケニー。スーパージュニア時代や四天王プロレスとも評価されましたが、個人的にあれは「全日本女子」でしょう。あれを男子がやったら、突き詰めてしまったらどうなるか、もう見たくないけど評価はしたい試合。次点は現地観戦最優秀試合。もうカード名がわけわからないので1位自粛しました。でも、最高の試合だったと思います。


<最優秀タッグチーム>
1位 ジミーズ
2位 中邑真輔&石井智宏
3位 チーム・ヘル・ノー
※次点 ブランキーイエロー

1位はブランキーイエローと迷いましたが、ジミーズ。誰と誰がタッグを組んでも抜群の安定感。これってすごいこと。中邑石井は、平成の「長州力・アニマル浜口組」だと思っています。これからも継続して欲しい。3位は日本興業でのシングル戦から「タッグ結成するやろなぁ……」臭がプンプンしていたダニエル・ブライアン&ケインの相思相愛タッグ。なぜ薄い本はないのか!

<最優秀興行>
1位 8月12日 新日本「G1 CLIMAX 22」優勝決定戦
2位 7月8日 ZERO1「大谷晋二郎デビュー20周年記念大会」
3位 5月4日 DDT「MAX BUMP2012」
※次点 7月6日 DRAGON GATE「RAINBOW GATE〜開幕戦〜」

こちらはすべて現地観戦興行から。はっきり言って今年は「絶対に観戦したいカード」が“関東で少なかった”。主に新日本ですが(ドラゲーは仕方がないし)。そんな中、「テンコジ×炎武連夢、曙×大仁田」「マサ高梨×火野裕士、飯伏幸太×エル・ジェネリコ(1回目)」は魅力的でしたね。実際試合も良かった。

<新人賞>
1位 谷崎なおき
2位 渡辺高章
3位 安川惡斗
※次点 ライバック

谷崎なおきは圧倒的な新人賞かと。久しぶりに鷹木信悟級の若手がドラゲーに登場しましたね。2位は渡辺、身体もかなりできていて、後輩ができたことでそろそろブレイクしそう! 安川は女子プロレス新人賞。ライバックは新人ではないけど、久しぶりにWWEの超強引売り出し選手なので今年は期待。早くヒールターンさせよう。竹下幸之介は、まだ「デビュー」と認識していないので、来年以降に期待です。

<最優秀団体>
1位 新日本プロレス
2位 ドラゴンゲート
3位 DDT
※次点 WWE

いちファンとしてははっきり言って納得できないことのほうが多かったですが、プロレス界における最優秀団体は圧倒的に新日本。すばらしかったですが、継続をお願いします。2位は個人的にトップだったドラゲー。1興行あたりの完成度、満足度はとてつもない。今年は全レスラーが、“あるべき仲間とユニットを組んだ”ことも非常に大きいと思います。浮いていた選手、ユニットは全くなかった。完璧な1年だったと思います。3位は武道館を実現させたDDT。その分、一層課題が見えた年でしたが。次点は両国2DAYSをやってくれたWWE! 来年はRAWで!

<最優秀マスメディア>
1位 東京スポーツ
2位 キング オブ プロレスリング
3位 KAMINOGE
※次点 プロレスDVDムック

断言しますと、今年の、いやここ数年プロレスの話題を維持してきたのは『東京スポーツ』だけだと思っています。今年のMVPは、本当は『東スポ』です。あとは、それに付随する専門誌でしかない印象。何がやりたいのか、はっきりわかりませんね。どこも、目先だけのネタを拾っているように見える。日刊紙のほうが長期的な目線で記事を書いているって、どういうことですか。もっと仕掛けろよ、プロレスメディア! 2位はキングオブプロレスリングですが、本当は「木谷高明」および「ブシロード」。3位はやり方に納得は言っていませんが『KAMINOGE』、内容は面白いです。次点は各社から発売されたプロレスDVDムックですね。「リングドリーム」はちょっと間に合わなかった。

※昨年度版「【雑記】2011年のプロレス観戦を振り返る」
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昨日は新日本プロレスの東京ドーム大会をPPV観戦しましたが、まだまだ「黄金時代」と呼ぶには早すぎると思います。ドラゴンゲートは特に勝負。「CIMAのドラゴンゲート」を限界まで出した去年、今年はそれを誰が超えるのか、超えられるのか。DDTは、課題だらけです。まずは方向性を決めて欲しい。なんだか、今はバラバラな印象です。幕の内弁当ではなく、○ードカフェのおせちみたいな。でも、それもウリなのよね。WWEは、「ブロック・レスナー」も「ザ・ロック」も使って、はたして次のカードは? 女子プロレスにおいては今年は正念場です。ゆずポンが引退するスターダム両国がどこまでやるか、それを捲る団体は出てくるのか。

『レッスルエンジェルスサバイバー3』は出ませんでしたが、なんとか『リングドリーム』は間に合いましたし、個人的には楽しいプロレスライフを送っております。2013年は、もっと充実したプロレスを味わえますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。