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■14年目7月 関東シリーズ「サマーウォーズ」

■所属レスラー 「14年目まとめ」をご参照下さい

■現チャンピオン
【NEXT世界統一王座】ビーナス麗子
(防衛回数2回、前王者:永原、市ヶ谷、南)
【NEXT-1タッグ王座】金井美加&パンサー理沙子
(防衛回数6回、前王者:鏡&永原※返上、市ヶ谷&十六夜、桜井&龍子、ソニック&南、斉藤&越後、斉藤&越後、十六夜&神楽)
【NEXTスターライト王座】空位
(防衛回数0回、前王者:桜井)

『前シリーズのおさらいと今シリーズの流れ』
「ジューン・プライド」でNEXT王座を争った南が突如引退を発表。さらにNGC準優勝の龍子が退団を発表するなど、大荒れとなったNEXTの梅雨。そんな湿りを吹き飛ばすように、年間四大PPV「サマーウォーズ」が行われる。NEXT王座には、NGC優勝、SL王座返上でのGM認定マッチメイク権を行使した桜井が初挑戦。N1タッグには3度目のリマッチとなるパンサーリートvsRADなどがマッチメイクされている。
※前シリーズ
14年目6月「ジューン・プライド」

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「サマーウォーズ」シリーズ最終戦
東京都 新日本ドーム大会 52500人(超満員札止め)


■第1試合
ジュリア渡辺&小川ひかる
vs森嶋亜里砂&メイデン桜崎

フリーで初参戦のメイデン桜崎が登場。メイド・イン・ヘブンを披露するなど新人タッグを圧倒したが、小川のアシストを受けた渡辺が大逆転のアンクルホールドで森嶋からギブアップを奪った。
渡辺(アンクルホールド9分09秒)森嶋

■第2試合
ライラ神威&SA-KI
vs十六夜美響&神楽紫苑

ヒール同士の不穏な対決は、前回N1挑戦者チームが圧倒した。
神楽(Wパワーボム11分28秒)ライラ

■第3試合 サマーナイトフィーバー スペシャル4WAYマッチ
ローズ・ヒューイットvsナスターシャ・ハン
vsレディ・コーディvsチョチョカラス

GWA、EWC、WWCA、AACの4団体のエースが顔をそろえる豪華な4WAYマッチが実現。
ハン(STF17分04秒)カラス

■第4試合 近藤真琴プレ・デビュー戦
ジャンヌ永原vs近藤真琴

新人・近藤真琴が新日本ドームの第4試合、NEXTの象徴ジャンヌ永原とのプレデビュー戦に挑む。試合は永原が基本技で圧倒。真琴は痛烈な掌底で永原をぐらつかせるも、最後はノーザンライトスープレックスに肩をあげることができなかった。。
永原(ノーザンライトスープレックス5分51秒)真琴
真琴は「入団したばかりの近藤真琴です。明日から海外武者修行へ向かいます。永原さん、帰ってきたらデビュー戦の相手、お願いします」とマイク。四方に礼をして、花道から下がった。

■第5試合 アメリカンサイズvsスナイパーズ
フレイア鏡vsリリィ・スナイパー

これが3度目のリリィ・スナイパー戦、これまで一勝一敗も、前回はコリィの乱入にあった。この試合も鏡が圧倒。コブラツイスト、片逆エビ固めなどでギブアップを迫る。しかしセコンドのコリィが注意を引くと、リリィのダイヤモンドカッターが炸裂! しかし、それでも鏡はニーリフトで逆転すると、顔面ウオッシュ、さらにラストライドを決めるがカウント2.8。リリィはバックドロップ、ジャンピングネックブリーカー、再度ダイヤモンドカッターもカウント2.8。鏡の拷問式STFがガッチリ決まるもロープブレイク。リリィはバックを取るも、鏡はスモールパッケージホールド! カウント2.9もすかさずローリングクラッチホールド! これを返せず、3カウントが叩かれた。
鏡(ローリングクラッチホールド17分40秒)リリィ
試合後、納得のいかないコリィが乱入。鏡はアメリカンサイズの面々を呼び寄せ、「多勢に無勢よ」と語る。

しかし、なんとここで十六夜と神楽が鏡を強襲! さらにリング下からブラッディーマスクズのライラ&SA-KIが現れ、大ケガをしている市ヶ谷にも椅子攻撃。最後はスナイパーシスターズが鏡にダブルインパクト! 「ポンコツだらけのアメリカンサイズには、もう用はないの」そういう神楽たち6人は結託、リング上を占拠してしまう。

ここでリングに駆けつける影が。第4試合に出場し、コスチュームのママ解説席にいた永原。ライラとSA-KIを投げっぱなしジャーマン、ダイヤモンドカッターで蹴散らしていくと、さすがに退散していく。永原は倒れた鏡を介抱しながら、何かを語りかけていた。

■第6試合 NEXT-1タッグ王座選手権試合
【王者】金井美加&パンサー理沙子
vs斉藤彰子&ジャスティス越後【挑戦者】

昨年に行われた決定戦以来、すでに4度目となる頂上決戦。ここまで2回連続で時間切れ引き分けでパンサーリートが防衛している。「次はない」斉藤も悲壮な覚悟でリングに向かう。パンサーリートが序盤から攻勢、金井はムーンサルト、ジャンボスープレックス、ドロップキックと躍動する。おなじみ理沙子と越後のストロングなぶつかり合いも。序盤のハイキックとキャプチュードの応酬も見慣れたものだ。金井は好調で越後、斉藤を翻弄していくと、理沙子もスープレックスの連発。斉藤をサソリ固めで捕獲もニアロープ。RADは逆転の合体パワーボムも、パンサーリートはWラリアット。さらにもう一度Wラリアットを成功させると、越後にWインパクト! これはカット。斉藤は強烈なランニング掌底で金井を一回転させると、逆転のハイキック! これはカウント2.9。さらに変形パイルドライバーを狙うも金井がクリア。理沙子のパワースラムを喰らうもカウント2.8。さらに理沙子は奥の手・タイガースープレックスを狙うもこれを耐える斉藤。またしてもここでゴング。斉藤&越後組、3度目も決めきることができなかった。
理沙子(時間切れ引き分け60分00秒)斉藤
※金井&理沙子組が7度目の防衛に成功

決着をつけたいところだが、もはやこれ以上のチャンスを与えられないと相羽GM。斉藤はクイーン・オブ・ザ・クイーンでパンサーリート以上の結果を残すことで、ラストチャンスを手にしてみせるという。

■第7試合 NEXT世界統一王座選手権試合
【王者】ビーナス麗子vs桜井千里【挑戦者】

現エースと、将来のエース、若き2人の対決が新日本ドームのメインイベントで実現。桜井は新咲、永原、麗子ら歴代エースも為し得なかった10代でのNEXT王者となれるか。ともに打撃で様子を見る展開。そんな静かな立ち上がりの中、麗子のバックハンドブローが決まる! 「くっ!? まずい……」焦りの見える桜井をいなすように、逆一本背負い、アームドラッグと桜井を翻弄する麗子。それでもなんとか麗子を捕まえた桜井は渾身のキャプチュード! カウント2。さらにフライングハイキックを狙うが、水面蹴りを喰らうと立ち上がりざまに再度のバックハンドブロー! 「これでとどめ!」さらに強烈な張り手の連打から、棒立ちの桜井にバックハンドブロー! 桜井はまっすぐ後ろに倒れ、麗子の完璧なフォールが決まった。
麗子(バックハンドブロー→片エビ固め16分26秒)桜井
※麗子が3度目の防衛に成功


勝利の余韻さめやらぬ中、ぞろぞろと乱入してきたのは神楽&十六夜、ライラ&SA-KI、スナイパーシスターズの面々。リング中央の麗子を囲むと、「邪魔者も粗方消えたようだし、いいかげん、そのベルトに挑戦させてもらうわ」と十六夜。そしての新ユニット、『ブラッディクルセイダース』の結成を宣言。仲裁に入った相羽GMは「クイーン・オブ・ザ・クイーンで優勝すれば、9月に挑戦させる」と。これには応じられないそぶりを見せた十六夜だが、ここで「フレイア鏡&ジャンヌ永原組」のテーマがヒット! さらに金井、理沙子、斉藤、越後も登場し、NEXT対外敵の様相に。

「誰がこのリングに上がろうと、シングル最強になれるのは1人だけ」

次期シリーズ、「クイーン・オブ・ザ・クイーン」出場者はいったい。にらみ合いの続くリング上は、波乱のリーグ戦を予感させた。
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■NEXT WEEK
『次期シリーズ クイーン・オブ・ザ・クイーン』
次期シリーズでは、真夏のシングル最強決定リーグ戦「クイーン・オブ・ザ・クイーン」が行われる。出場者は16人2リーグになる予定。

「一生、レッスルエンジェルスします」
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