
■15年目5月 九州シリーズ「ゴールデン・ウェイブ」
■所属レスラー 「15年目まとめ」をご参照下さい
■現チャンピオン
【NEXT世界統一王座】ビーナス麗子
(防衛回数0回、前王者:鏡)
【NEXT-1タッグ王座】空位
(防衛回数0回、前王者:麗子&鏡※返上)
【NEXTスターライト王座】ジャンヌ永原
(防衛回数0回、前王者:金井※返上、市ヶ谷※決定戦)
『前シリーズのおさらいと今シリーズの流れ』
スプリング・タッグリーグ王者の麗子&鏡組は、N1タッグ10度防衛のパンサーリートをついに撃破。新記録を前に最強タッグが誕生したかと思われたが、すぐに仲違いしベルトを即返上。代わりにお互いの正パートナーを連れて、N1タッグ王者決定戦に挑む。
※前シリーズ
4月「ヘブンズ・ゲート」
↓試合開始!
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「ゴールデン・ウェイブ」シリーズ最終戦
福岡県 九州ドーム大会 57750人
■第1試合
ジュリア渡辺vsファントムローズ1号
ローズ1号(フランケンシュタイナー13分53秒)渡辺
■第2試合
神楽紫苑vsリリィ・スナイパー
リリィ(ダイヤモンドカッター9分15秒)神楽
■第3試合
SA-KI&ライラ神威
vsメイデン桜崎&サンダー龍子
桜崎(メイド・イン・ヘヴン12分37秒)SA-KI
新タッグ「ドラゴンメイデン」が次期王座挑戦へ猛アピール
■第4試合 次期NEXT王座挑戦者決定戦6WAYマッチ
桜井千里vs斉藤彰子vsパンサー理沙子vs金井美加
vsローズ・ヒューイットvs十六夜美響
次期王座挑戦権をかけた6者による6WAYマッチ。序盤からお互いの必殺技が飛び交うド派手な試合に、観客は大爆発。斉藤のハイキックが決まると理沙子が出血で戦線離脱。NEXT勢の混乱に乗じたのはヒューイット。斉藤、桜井を次々と蹴散らしていく。しかし、そんなヒューイットの死角から飛びかかったのが金井。なんとか復活した正パートナー理沙子とともに合体技でリング上を占拠する。
最後は桜井をダブルインパクトで沈めると、ムーンサルトプレス! これで次期王座挑戦権を手にした。
金井(ムーンサルトプレス10分10秒)桜井
■第5試合 NEXTスターライト選手権試合
【王者】ジャンヌ永原vsジャスティス越後【挑戦者】
何度となく頂点を争ってきた2人が、SL王座戦で再び相まみえる。試合は永原が強烈なジャーマンを放つところから動き出す。返す刀の越後はハイキックから、掌底連打、ミドルキックと追い込むと、強烈なパワーボム! カウント2.5。それでも永原は再びジャーマンスープレックスで返すと、もう一発投げてから片逆エビ固め、ニアロープ。そしてフライングニールキックに行こうとするが、越後は切り返してからラリアット炸裂! 一回転するほどの衝撃で決まったが、ニアロープ。
越後は永原を引きずり起こすと、強烈なノーザンライトボムで決着! 王座移動となった。
越後(ノーザンライトボム→片エビ固め15分42秒)永原
※永原が初防衛に失敗、越後が新王者となる
■第6試合(メインイベント)
NEXT-1タッグ王座決定戦
【挑戦者】ビーナス麗子&小川ひかる
vsビューティ市ヶ谷&フレイア鏡【挑戦者】
認め合った相手であろうと、“愛し合う”ものとしか共に巻きたくない。それが「NEXT-1タッグ」という美しきベルト。そんな共通認識の元、絶対王者から奪ったベルトを返上した麗子、そして鏡。正パートナーとともに、至宝を再び手にするのはどちらだ?
王座には荷が重いと思われた小川だが、序盤は得意の飛び技を展開していく。そして麗子と鏡が遭遇すると、鏡はラストライド発射! 完全にペースをつかんでいく。麗子がグロッキーな間も小川が奮闘。不知火で鏡をマットに叩きつけていく。麗子は復活するも、今度は市ヶ谷のビューティボムを喰らってしまい万事休す。再び戦線離脱してしまう。小川はひたすら攻める、攻める。スポールパッケージホールドなどであわやの場面を作る。そしてついに帰ってきた麗子が鏡にバックハンドブローを炸裂させる。市ヶ谷にトラースキック、そしてノーザンライトスープレックス流もカウント2.8。鏡にも逆一本背負い、ノーザンライトスープレックス2連発もカウント2.8。
勝負が決まりそうな場面、ここで志願したのは小川! 市ヶ谷にいきなりラリアットを喰らって絶体絶命も、逆転のロメロスペシャル、さらに高打点のドロップキック。そして一子相伝スターダストプレス発射! しかしこれは鏡がカット。麗子は鏡を追い出すと、市ヶ谷を引き起こしてバックハンドブロー! 真後ろに倒れた市ヶ谷をカバーし、麗子が3カウントを取った。それでも今日の殊勲賞は、間違いなく小川だった。
麗子(バックハンドブロー→体固め41分56秒)市ヶ谷
※麗子&小川組が新王者
快挙となるNEXT&N1タッグ2冠王に輝いた麗子以上に、会場内は小川コール一色。18歳でのN1タッグ王座戴冠は麗子も経験した「次期エースの証」。麗子も「あなたには、私も、これまで誰も成し遂げていない10代でのNEXT王座戴冠を果たしてほしい。だから、一番早くここまできて」とメッセージを送る。
そんな感動のシーンを壊すようにタイタントロンに登場したのは金井。ここ数年、麗子は自分が勝つことを前提に未来を見過ぎている。このリングでは、何でもうまくいくと思ったら大間違い。もちろん、11度目のN1防衛新記録を邪魔して、しかも即返上したこと、誰よりも許せないという。「あなたが何度もないがしろにしてきたそのベルト、今度は私が奪ってあげる」と珍しくシリアスモードで下がっていった。
そして会場の注目は再び小川へ。小川はNEXT王座への最短ルートとして、NEXTスターライト王座への挑戦を表明。18歳の少女が、不沈艦・越後を破ることができるとは思えない。それでも観客の声援は、小川の勝利を確信しているように、後押ししていた。
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■NEXT WEEK
『次期シリーズ ジューン・プライド』
2代王座戦が開催。NEXT世界王座は麗子vs金井、越後のスターライト王座には小川が挑む。
「一生、レッスルエンジェルスします」

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